シンガポール航空(SIA))は12月6日、エンジントラブルが問題となったエアバス社製のA380型機を来年からシンガポール─ロサンゼルス間で運航すると発表した。
A380型機は世界最大の旅客機だが、エンジントラブルが発生し、オーストラリアのカンタス航空は同機の運航を一部停止している。カンタス、SIAの両社はA380型機に英ロールスロイス製の「トレント900」エンジンを使用している。SIAは、現在シンガポール─ロス間で同機を運航していない。SIAは、現在11機のA380型機を保有しているほか、9機を発注済み。
SIAによると、同社が使用するA380型機は、3クラスに分けて471人の旅客を収容できる。現在使用しているボーイング747─400型機の収容旅客数は375人。A380型機の運航開始は、12機目が引き渡される来年以降になるという。
2010 12月7日(ロイター)
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